スタートダッシュは、「リスニング教材モゴモゴバスターのすごい効果」項目に書いたとおりであるが、年明け後も教材をいくつか追加して英会話練習を続けており、じわじわと確実に日常会話が上達しているので、もしどなたかの役に立つことがあればと思うので書いてみる。
どの教材を使うかはみな異なると思うが、お伝えしたいのは、強調したいのは、自分が選んだ教材を、何度も、すりきれるほど、丸ごと覚えこみ飽き飽きするほど、繰り返し聴いては発音する、ことがキーだった、、、ということだ。一回に長時間やるより、ソコソコの時間を毎日の習慣にするのが近道だった。時間がない日も、10分でもいいので、なんしか、ちょっとだけ歯を食いしばって聴き取ろうと集中する。聴き取れないぞっ(怒)と汗をかいた分が、1か月もすると聴きとれるようになり、まんま力の上積みになる。運動部のモットーみたいですけど。
私自身は、モゴモゴバスターは、自分でもしつこいかなと思うが、毎日15分から30分はまだかかせない。それ以外に自分に必要と感じて使っている教材は次の通りだ。カラン以外は、基本的に手ぶらでヘッドフォンとスマホだけでナガラで練習できるのが大きなメリットだ。複数の教材を挙げてしまったが、実際には、手を広げず、一期間1、2教材に絞って短期間徹底的に繰り返してマスターし、次にいくのが効率的と私は感じる。一教材をマスターすると、そこで一段実力が上がり、次の教材のマスターが早くなる。
IpodTouchにダウンロードして、すき間時間に聴いて発音してまた聴いて文字で確認してまた聴いている。身支度しながら、家事しながら、ウオーキングしながら、買い物しながら。毎日、トータルで1時間か1時間半程度だ。でも3か月も続けていると、気が付けば、いつの間にか、構文やイディオムたちが、音ごと、喉の奥のあたりにストックされて、すきあらばいつでも口からするっと出てやるぞというように、準備万端になっている、感じがする。好きな音楽を擦り切れるほどリピートして聴いていると、歌声や演奏の細かいところまでいつも頭の中にずっと残り続けることがあるが、そんな感じになったら準備万端の印だ。
モゴモゴバスター
ビジネス英語話す筋トレ
カランメソッド
アメリカ英語イディオム教材
TED
(TEDは教材ではないが、モゴモゴの開発者松尾さんからも勧められ最近使い始めた。無料で、とても役に立っている。英語学習への使い方は、いろんな方がサイトで紹介されている。よかったら検索してみてください。2020.2.29追記)
ニック式英会話(YouTube 2020.4.24追記)
IU-Connect英会話 (YouTube 2020.5.10追記)
英語のドラマを見ていても、登場人物の口から、教材で耳になじんだイディオムが出てくると、あっ!とわかるようになり、こうやって使うんだと腹落ちして、自分で使える自信が出てくるのだ。
私は多分、他の人より時間がかかるタイプだ。それでもスタートした昨秋からの半年間で、聴くのも発音も、天と地の差がついた。教材を繰り返しなぞってなじんだ発音や表現が、口から出るようになり、また、聴きとれるようになった。
私よりも若い人たちなら、もっと早い習得が可能だろう。日本にいるままで十分。日本で必要に迫られている人、これから赴任や留学を控えている人、または私のように海外に来ちゃったけど困っている人、のご参考になれば幸いです。
以下余談:
気を付けていることは、前に言われたことのある「暗記しようとするのではなく、なじむのだ。そうすれば使えるようになる(Don't try to memorize it . Get familiar with it. )」ということと、あとこれは私だけかもしれないが、やる時間は集中するかわりに、「もうちょっとやっておきたいな」ぐらいでその日は止めることだ。最初のころ、がーッと長時間頑張っちゃって喉は枯れ逆効果になったのです。
その代わり、たとえ時間がない日も、10分でもいいので毎日なんしか、ちょいとだけ背伸びして集中する。
息抜きには、
ネットフリックスで好きな英語番組を繰り返し視聴する。私は気楽なコメディドラマやグルメものが多いですが、周囲ではフレンズも人気みたい。
ポッドキャストで興味のある番組をきく。モータースポーツ好きゆえそれ系のインタビューが多いかな、、、。これはもう、完全に聴き流してますな、、。
さらに!大事な息抜きは、
日本語のドラマ、読書、オーディブル。心の健康には母国語が必要だと、つくづく感じる。
ちなみに出向先は、私を入れた日本人が5人、アメリカ人が4人の小さい小さい製造会社で、私以外はみな技術者で男性。私は唯一の女性&経理事務人事庶務担当、つまり英会話力はさっぱりないけど経理の
赴任1年目は、異国の地で外国人というマイノリティーになったんだ、、、ということへ折り合いをつけるのに一生懸命で過ぎてしまった気がする。英語は、読み書きはなんとかできるので極力Email、直接会わなくてはならないときは、あらかじめ言いたい事をメモにして、渡したりしていた。回りもさぞ困っただろう。1年半が過ぎて、環境に慣れた2019年の夏ごろ、言葉ができないストレスがようやくく目覚めた。これはまずいと、やる気スイッチがカチリと入り、その秋から英会話のトレーニングに着手したのだった。。。
えらそうにブログに書いてしまったが、私こそまだまだこれからだ。次の半年では、本格的に仕事で通用する表現を身に着けるべくダッシュする。
