英語リスニング教材「モゴモゴバスター」のすごい効果

2019年12月9日月曜日

英会話

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英会話って、住めばなんとかなるんだろうと、ろくな準備もせず米国へ赴任してきた2年前。あっという間に会話でお手上げ状態になった。

1年たってもさっぱりで、焦ってオンライン英会話に入会したり、Netflixで映画をみまくったり、悩んでジタバタする中、「モゴモゴバスター」という、素晴らしいリスニングの教材に出会った。3か月やってみて、リスニングできないという長年の悩みから解放されつつあるので、全力で紹介したい。

【教材名】英語リスニング教材

「モゴモゴバスター」


【教材に出会ったきっかけ】
『英語の雑談が恐怖ですか?』というバナーを見かけて、あっこれ私のことだ、とポチっとして出会った。

【3か月前の私の症状】
読み書きは、辞書と時間を使えばなんとかできる。学校英語で勉強してきた語彙と文法力はある。ポッドキャストなどでニュース英語の聴き取りにも何度かトライしてきた。でも、ところどころ知っている単語を聴き取れるぐらいで、自信をもって筋を追うことはできない。映画のセリフは、ほぼ聴き取れない。英語の字幕があれば、なんとなく会話の筋はわかる程度。実際のアメリカの暮らしでは、日常会話でもぎこちなく苦労。オンライン英会話(ネイティブキャンプ)でも、自信がなくてフリートークのレッスンは取れない。困った……。

【モゴモゴバスター後の変化】
9月下旬に「モゴモゴバスター」をはじめた。毎日15分か30分。最初は、簡単な例文も、省エネで発音されるとさっぱり聴き取れず、当然、自分の口での再現も難しかった。聴きとれないからしんどい日もあった。集中できない日もあった。が、とにかく毎日ヘッドフォンは耳にかけた。

1か月半ほどたって、レッスン18ぐらいから、いつの間にか耳と口が省エネ発音に慣れてきたようだった。前よりスムーズにレッスンが進み始めた。真似すると、口も動くようになってきた。映画やニュースの会話が、突然前より聴こえはじめた。職場でのアメリカ人同士のくだけた会話の内容も、今までは頭上を通過していたのに、急に耳に入るようになった。やる気が出てきた。

2カ月半たった今日(2019年12月8日)レッスン30まで来た。ポッドキャストや映画のネイティブの声が、始める前とは段違いにクリアに聴こえるようになってきた!電話も、あまり怖くなくなった。続ければ続けるほど悩みが解消されていって、効果を確信したので、これを書いている。(さらに、下の2020年1月4日追記も見ていただけると幸いです)

【教材の特徴(個人的感想です)】
〇英語には、アナウンサーがニュースなどで使う「よそいき発音」と、日常会話で使う「省エネ発音」があって、英会話を学ぶ日本人が苦労する大きな理由の一つは「省エネ発音」を学んでいないからとのことである。この教材は、省エネ発音を最短距離で習得できるよう密度濃く且つコンパクトに作られていると感じた。

〇教材は、MP3の音声教材で、PCやスマホやIpodに落として使える。私はIpodtouch。
レッスン1の最初は、そもそも省エネ発音とは何か?がわかるところからで、簡単な単語から。徐々にセンテンスになっていく。レッスン1から36までが例文でのパターン練習。37から41までは総合練習。

各レッスン毎におよそ20〜30の例文があるので、レッスン36までやると相当数の日常表現となじみになることができるので、映画や日常会話で聴きとれることはもちろん、いつの間にか、自分の口からでることもある。

各例文毎に、省エネ発音で2回、よそ行き発音(普段私達に馴染みのある方)で1回、省エネ発音で2回、と計5回吹き込まれているので、5回聴いて発音できるようになっている。

〇例文は、普段ネイティブの人が日常頻繁に使う表現に絞られているとのこと。それらが手加減のないスピードで吹き込まれている。これらを何度も何度も聴き、自分でもなぞって発音して真似をする。しつこくやるうちに、耳が、その省エネ発音のほうを普通だと思うようになってくる。使ったことのなかった口の筋肉がついて、無意識に似たような音を出せるようになってくる。それを真に実感しはじめたのは、スタートして2カ月を過ぎたころだった。

〇開発者の方から隔週メルマガが来て、おしりを叩いてもらえる。質問もいつでもメールでできる。くじけそうになるとき、これも大きかった。

〇内容がめちゃめちゃ濃いのに、価格は七千円弱ポッキリ!(回し者ではアリマセン)。

【2020年1月4日追記】
12月下旬にレッスン36まで終わり、今は復習で3周目に入っている。1周目は2割ぐらいしか聴きとれなかったのが、今は8割方聴きとれる。この状態で、この正月休みに、モゴモゴバスターを始める前に観ていた、シンプルな会話のTVコメディー番組を久しぶりに見たら、英語字幕がなくても、前よりびっくりするほどクリアにきき取れるようになっていた(本当です)。あ、こう言っていたんだ、、、と。
普段の日常的会話、たとえば飛行機で隣り合わせた人とかスーパーのお肉屋さんとかアパートの大家さんとかとは、緊張せず聴けるようになって、とっさに自分の口からでる英語も、返しはまだ短いけど、発音が前のような自己流のブロークンではなく自然な発音となっていて、聞き返されることが減った。急速にこの地で暮らすのが楽になりつつある。え?夢?と思うくらい。

リスニング教材なのに「話せるようになってきた」というのも変ですが、そういう実感です。聴こえるから返せる、また聴こえる、という事かなと思う。

私はアメリカに住んでいながら、日本人の多い職場のため、一日英語を話す機会のない日も多い。気楽におしゃべりする友人もいない。スピ―キング教材は別途使っているが、リスニング教材はこれしか使っていない。なのにこの進歩なので、「毎日短時間でも集中して英語に耳を澄ませる」+「集中する教材は日常会話に欠かせない省エネセンテンス」であったことがキーだなのだろうと思っている。

「1日15分~30分x3か月の努力」+「教材コスト7千円未満」。教材との相性はあると思うけれど、困っている人に全力ですすめたい。

私も、これを土台にさらにトレーニングして、近い将来、自由自在にコミュニケーションできるようにしようという目標ができた。言葉が通じる、ということがいつか何かの役にたつように。たてるように。

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自己紹介

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2018年2月から、アメリカの地方都市にぽつんと駐在中。53歳。インターネット大国のおかげで、うとかったインターネットツールに触れはじめ、その技術の進歩に驚いています。(で、ついにブログを、、、) →2020.3月帰国 →2023.2月ブログ再開

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